新機能!タグを使ったコードデプロイ

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モビンギの幸道です。

MobingiALM ver.1.3.7でコードデプロイがタグの指定に対応しました!

とはいえ、タグって何?と思う方もいるかと思いますので、簡単におさらいを。

Tag 1, Tag 2, Tag 3………

ある時点のコミットにラベルを割り当てるようなイメージですね。

今回のリリースで、GitHubによるコードデプロイにタグの指定ができるようになりました。

使い道は色々あると思いますが、主には次のようなケースでしょうか。

・リリース時にタグを割り当てた時だけ自動更新したい。

・ある時点のソースコードで固定したい。

・諸事情でブランチ分けて運用してないのでタグ作成した時だけ、運用環境にアップしたい。

 

Githubタグ指定方法

早速、MobingiALMでの操作を順を追って説明したいと思います。

Stackを作成して、GitHubに接続するまでの操作は以前投稿したチュートリアルを参考にしてください。

GitHubに接続出来る状態になると、コードデプロイの設定が以下のような表示になります。

ブランチ・タグのどちらかを選択します。

タグが未登録の場合、選択できない仕様になります。

タグを選択した場合、新しいタグで自動デプロイするか選択することができます。

「ブランチに関係なく、タグが追加される度に自動更新」を選択した場合、リポジトリに新しいタグが追加されるとソースコードが自動更新されます。

タグを追加するには、下記のようなコマンド操作でタグを作成します。

git checkout master
git tag -a test9909 -m 'new release'
git push test9909

 

自動更新が完了すると指定していたタグが新しいタグに変わります。

「選択したタグで固定」を選んだ場合、ソースコードをpushしたりタグを追加しても自動更新されることはありません。運用環境などで自動更新を使いたくない状況の時などに利用すると良いでしょう。

注意事項として、現在、古いコミットにタグを作成した場合の制御はサポートしていないので、タグの操作には気をつけてください。

基本的に、どのブランチでタグを操作するか決めておくと間違いないのかも。

この件に関して、ご要望等あればこちらまで。

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