mobingi ALMで新たにAmazon Web Services(AWS)のElastiCacheをサポート致しました。
これにより、mobingi ALMを利用しAWS上にアプリケーションスタックを作成する際、マウスクリックのみでElastiCacheの「Redis」と「Memcached」の生成が可能となります。
従来のアプリケーションスタック作成のフローに加え、ElastiCache項目から「Redis」か「Memcached」を選択 -> ノードタイプとレプリカ数、もしくはノード数を決定 -> アプリケーション作成ボタンをクリックして頂くだけの簡単な操作で作成でき、勿論従来通りのElastiCachesを含まないアプリケーションスタックの作成も可能となっております。
※既存のお客様につきましては、ElastiCacheをご利用頂く前にIAMポリシーの更新(ElastiCacheへのアクセス権限が追記されました)が必要となります。mobingi ALM内、IAMアクセス権限ガイドのIAMポリシーをご確認下さい。
ElastiCacheの利用により、下記のような効果が期待できます。
-柔軟なシステム構成-
インメモリ型のKVS方式DBを利用したシステムが構築できるようになります。
用途は選びますが、非常に高速なデータアクセスが可能となります。
-アプリケーションの高速化-
アプリケーションの高速化は、売上やアクセス数にも影響します。
高頻度でアクセスされるデータをキャッシュし、その保存先として利用する事で、アプリケーション全体の高速化を実現します。
-セッションデータの共有-
セッションデータの保存先として利用する事で、スケールイン・スケールアウト時のアプリケーションの安定動作を実現します。
ElastiCacheを含むアプリケーションスタックの作成には、AWS側での生成処理により15〜20分ほど時間がかかります。
作成後は、スタック詳細からElastiCacheを含むアプリケーションスタック全体を一元管理できます。
ElastiCacheの実装に加え、従来のシンプル・ユーザーフレンドリーなUI・UXを維持しつつ、mobingi ALM上でベストプラクティスなサービス生成が完結できるよう、更なる機能を追加していきます。