AWSビリングのネタ、第1回。初心に戻っておさらい編

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久しぶりの投稿ですが、ご無沙汰しております。
モビンギの幸道です。

はじめに

最近リリースされた新サービスRippleに関わることも少しあり、こんそりでーとびりんぐ脳を少し整理するべくブログに書いてみました。

そもそもAWSを業務で利用していても、料金のことを気にすることはあまりないですよね。せいぜい、水を出しっ放しにしない程度と同レベルで停止忘れとかサービスの時間単価ぐらいは気をつけるぐらいです。初心の頃は!?

ただ管理する立場になると、何がどれだけ使われてて課金対象になってるかとか、面倒なことがいっぱいです。正直、湯水のように予算があったら全て解決するのにとか妄想してます。

さて雑談はこの辺にしておいて、お題目に沿って整理してみましょう。

おおよその組織的管理が出来上がっている中小企業か大企業でもない限りは、以下のようなフランクな上下関係で作業が渡されることが多々あるかと思います。

最近は、そこまで大雑把な管理ではないことを願いたいですね。

最初の妄想シーン

上司  ー> 部下 (サーバー管理兼任)

上司)新しくサービス立ち上げる予定になったから、アカウント作っておいて。

部下)はぁ、わかりました。(ぽちぽちっと)

上司)サービスの種類増えるからサーバー立上げよろしく〜

部下)はぁ、わかりました。(ぽちぽちっと)

上司)サーバー増えてきたからコスト状況を把握できるようにしたいけど、なんとかなる?

部下)はぁ、わかりました。(コストエクスプローラでぽちぽちっと)

・・・・

・・・5ヶ月後

上司)最近いくつかアカウントを用意してもらったと思うけど、それの月次コストデータって出せる?

部下)うーん、、合算であれば請求メールが届いてるので、そちらから集計するとかですね。

上司)ちょっとサービス増えてサーバー毎の利用料を把握してきたいからさー、簡単にデータって出てこないの?

部下)うーん、、その場合は請求データをファイル出力するように設定しておかないといけないですね。コストエクスプローラってツールもありますが、毎回開いてみるのも手間だと思います。

それと今のアカウント管理の手順ですが、請求書が個々に来ていて合算分は別で集計してる状態なので、その設定も変更したほうが良いですね。

上司)まぁ、よくわからんけど、じゃあ来月からデータで出せるように設定してみてよ?

部下)はぁ、わかりました。もし他にも利用アカウントがあれば、そのリストもらえますか?

あと一括請求設定に変更するのですが、その際に必要なことがあれば後ほど確認します。

上司)わかった!あとでリストは送るから。よろしく!

 

とりあえず下準備編

1.利用しているアカウントの情報

上司から送ってもらう、もしくは、知ってる人に聞いてみましょう。

2.請求アカウントの決定

ここまでは事務的な作業ですねー、すでに組織に所属したりアカウント自身が組織を構成してたりしないか注意しましょう。

3.一括請求に変更

さて、ここからが下準備の本題です。Billingのコンソールからだったはずですが・・・、既に手順が変わっているようです。昔はアカウントID入れるだけのシンプルな画面でしたが、いろいろ高機能になってますね〜。

Billingページから設定ー>Organizationsに統合

 

 

詳しくはこちらのドキュメントにも書かれているので参考にしましょう。

https://docs.aws.amazon.com/organizations/latest/userguide/orgs_getting-started_concepts.html?icmpid=docs_orgs_console#feature-set-all

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/useconsolidatedbilling-procedure.html

今回は一括請求だけ有効になるように設定します。

組織を作ったアカウント側で連結したいアカウントを招待してくと。。(ぽちぽちっと)

招待したアカウント先にこんな感じのメールが届くのでAcceptしてもらいます。

 

既に組織に所属してたりすると、こんな感じのメッセージがでます。その場合は組織から外してもらうか、構成している組織のオーナーであれば削除します。

招待の手続きが無事完了すると以下のようになります。

 

次に支払アカウント側で請求データをファイルで取得できるように設定します。

4.請求データの出力先を設定

S3バケットに出力する仕組みがあるので、その準備をぽちぽちっと行います。

どうやら以前のチェックするだけの設定手順は将来廃止になるようですね。レポートの設定で出力するように構成する手順がスタンダードの様なので、それに従って設定しましょう。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/DetailedBillingReport.html

見かけない設定がいくつかありますが、それは追々の連載にて。

「請求レポートを受け取る」のチェックは非推奨の設定になるので、新規で設定を行う場合はレポート設定で行うことになります。

そんな訳でレポートからS3バケットへの出力設定を作ります。

この辺も見かけたことがない設定項目がありますねー。

請求データ出力用のS3バケットを作ります。

S3バケットが出来上がったらサンプルを参考にアクセスポリシーを設定しておきます。これをやっておかないとレポート作成のバケット指定時に検証が有効にならないので注意しましょう。

次にレポートの詳細を設定します。

作成完了すると以下のようになります。時間単位などは後から変更可能なので必要に応じて修正することができます。

レポートは日別と時間別で出力単位が指定できるので、必要に応じてレポート設定を追加します。非推奨の設定と異なりプレフィックスを個々に付けれるので仕分けが簡単になってますね。

 

アカウント連結と基本的な請求データ出力の準備はここまで。

残り4回で請求データからサーバー毎の利用料を見れるようにするまでの設定を整理してみる予定です。ではでは、また来週〜。

 

次回以降の連載ネタはこんな予定。

5 請求ファイルが出来上がるまで1ヶ月ほどねかしておく

6 いい感じの集計ができるエクセルシートを手に入れる

6.5 請求ファイルにタグが出てないのでタグの出力を設定する

7 不明な請求を追う

8 請求データと請求PDFのつじつまが合ったか確かめる

9 出せるようになったと上司に通報する

10 RI買いたいってさ

11 RIの闇にせまる

12 なんか良いツールないか探す