Mobingi Advent Calendar 2018 6日目の記事です。
先週11/26~30の日程で米ラスベガスで行われたAWSの年次カンファレンス「re:Invent」に行ってきました。

モビンギのCOOを務める私(新井)が、今日と明日の2日に渡り筆を執ります。

AWS re:Invent とは

モビンギのブログをお読みいただいている多くの方はご存じだと思いますが、AWS(Amazon Web Services)の年次カンファレンスで、今年で7回目を迎えています。

年々規模を拡大しているre:Invent、今年は5万人を超える参加者がラスベガスに集まったとのこと。

# of attendees, re:Invent 2018

技術者をメインターゲットとしたイベントということもあり、技術的なセッションのほか、ハンズオンのワークショップやハッカソンなど盛りだくさんの一方、世界中のAWSパートナー企業が集まってくる一週間でもあるので、ビジネスルールやケーススタディ、ベストプラクシスなどに関わるセッションも多く、今年は2,100にものぼったそうです。

モビンギと AWS re:Invent

2015年に創業した当社モビンギは、翌2016年から毎年メンバーをre:Inventに送っています。
一昨年の2016年は、「Expo」と呼ばれる展示会に出展しました。

2017年(昨年)については、参加した当社のエンジニア 野口が振り返り記事を書いています。

今年は、エンジニアのhatoと私の2名で参加してきました。

Paint board
当社のロゴも描いてきました。

今年の AWS re:Invent

私個人としては昨年に引き続き2回目の参加でした。
非エンジニアとしての参加なので、連日朝の基調講演に加えて、日中はAPN(AWS パートナーネットワーク)関連のセッションや現地でのミーティングのほかは、Expoをじっくり見て回りました。

エコシステムのデザイン

11/27朝のGlobal Partner Summitのキーノートを聞き終えた後に、別会場に移動して聞いた「Build a Profitable and Customer-Centric Next-Gen MSP Practice(収益性が高く、顧客中心の次世代MSPプラクティスの構築)」というセッションの途中にいくつかツイートしたなかのひとつ。

このセッションでは、言い回しを変えつつ “Understand your customers’ customer to understand their business” ということが幾度と言われていました。
上のツイートでも書いたように、エコシステム全体を豊かにするためにプラットフォームリーダー自らがエコシステムをデザインし、参加者にプロトコルを与えようとしている様子がうかがえました。

管理ツールの多様さ

当社 モビンギでは、コスト把握や請求管理のためのSaaSツールを開発・提供していますが、Expoではコストばかりでなくセキュリティ管理やクラウドガバナンスを扱うサードパーティツールをたくさん目にすることができ、非常に学びがありました(機会があればまとめます)。

スタートアップ企業としては、正しいマーケットにいるということは重要です。
その点で、事業について確認を持つことのできる有益な視察となりました。

ちなみに、当社のツールはこちらからご覧いただけますよ。

最後に

明日はもうちょいゆるいラスベガスでのアクティビティについて書きます(金曜日だし)。

おまけ

個人的には、クラスメソッドさんのブログに自分のツイートが登場したのを東京のメンバーから知らされてびっくりしました。