こんにちは、野口です。
2017年5月15日(月)に開催された MasterCloud で発表してきました。参加者の皆様ありがとうございました。
会場はファイルフォース株式会社様のイベントスペースで行われ、50席ほぼ満席の状態で大盛況でした。
発表資料
モビンギのサービスである mobingi ALM では Docker を使っています。
コンテナをどのように管理し動かしているのか、モビンギで開発しているコンテナ管理デーモン (modaemon) をデモを交えてご紹介しました。
デモ環境は SB Cloud(Alibaba Cloud) と Raspberry Pi を準備していました。
SB Cloud のデモでは順調だったのですが、Raspberry Pi のデモ中に急にプロジェクタが映らなくなり、やむなく途中で中止させて頂きました。
その後、映るようになったので懇親会中に続きをしたのですが、できれば発表中にやりたかった!
(映らなくなった原因は HDMI ケーブルが緩んでいただけのようでした。。。)
Raspberry Piでのデモについて(裏話)
セットアップ
MasterCloud の前週に、メンバーと発表の内容について最終確認をしていたところ、もう少しインパクトが欲しいなということで、Raspberry Pi でデモをすることにしました。
その日に秋葉原へ買いに行き、セットアップ!
OS のセットアップから始めます。
Docker が RASPBIAN(RASPBERRY PI FOUNDATION オフィシャルの OS) をサポートしているので RASPBIAN をセットアップすれば大丈夫でした。
あとは Raspberry Pi 上で動く Docker イメージを DockerHub で探し(ARM 対応のもの)、modaemon のセットアップをすれば完了です。
会場
Docker イメージのダウンロード、Github からのコードのダウンロードまでの一連の流れをデモするため、Raspberry Pi がインターネットへ出る必要があります。
会場は Wi-Fi 環境が提供されていたため、会場へ到着次第、Raspberry Pi に Wi-Fi のセットアップをしておきました。
デモの最終ゴールは、コンテナが立ち上がり、Web ページが表示できるまでです。そのためには Wi-Fi 環境で割り当てられた Raspberry Pi の IP アドレスを知る必要があります。
Mac と Raspberry Pi をネットワークケーブルで直結し、Mac の「インターネット共有」を有効にします。Mac から Raspberry Pi へ直接 ssh 接続できるようになるため、Wi-Fi インターフェースに割り振られている IP アドレスを確認することで対応しました。
さいごに
懇親会ではピザ、ビールやソフトドリンクが提供され、和気あいあいとした雰囲気で最高でした。また次回の開催を楽しみにしています!